| 院内感染予防対策 | 院内空気清浄システム |
当院では水循環システム(RESIDUAL CHLORINE
ADAPTATION SYSTEM)を使用しています。
- 院内全ての水は殺菌水を使用しております。
- 完璧な給水処理システムにより、完全な殺菌水となっております。
- 医療技術トップレベルの浄水給排管を設置しております。
当院では、天井埋込型の業務用大型空気清浄システム(エアロシステム35M)を導入しています。歯の切削飛沫・浮遊塵・臭い・細菌などを強力に吸い取り、院内感染を予防します。患者様には、快適かつ清潔な空間で安心して治療いただけます。
目に見えない所まで患者様の安全対策を行っています。
当院は、診療所内のすべての配管を医療用フッ素コートチューブへ交換しています。それは水道水が院内へ運ばれてくる所から、最終的には治療を行う歯科ユニットまでさらには、タービンの入り口、うがい用の水が運ばれてくる所までチューブを交換しています。また、ユニットの内部を徹底的に見直して、 特殊な殺菌水が供給出来るように分解、改造を行っています。医療用フッ素コートチューブは細菌に対する抵抗性が強く、菌の付着を防ぎます。水道水は、一般細菌が100個/1mlと決められています。当院では院内に供給された水道水は、まず一回目の特殊フィルターを通過します。次にNaclいわゆるイオン化してる塩を混合し、電気分解を行っています。これにより生成された水は、一般細菌0個/ml になる上に、ウイルスや細菌を瞬時に殺菌する特殊な水へと変化します。さらにこの水は2回目のフィルターを通過し、完全に無菌化して歯科ユニットへ供給されます。歯科ユニット内に細菌やウイルスはまったく存在しないため、安心して治療を受けていただけます。また、非常に殺菌能力に優れた特殊水のため、うがいを行い、治療を行うことで患者様の口腔内の細菌(虫歯菌、歯周病菌)は殺菌されていきます。殺菌水は、塩と水のみから作られているため薬剤のような害は一切ありません。毎朝、殺菌水の濃度のチェックを行い、また、定期的に外部へ委託をおこない細菌検査を行っています。
高濃度電解次亜水の利用について
歯科治療を行う時に患者様がお座りになるチェアーのことを、われわれは歯科ユニットと呼びます。この歯科ユニットに供給されている水道水は、うがいの水や歯を削る時の器具に使用しています。日本では水道法により、市水を用いて業をなす場合、一般細菌100個以下/mlと定められています。水道水はこの基準を満たすことによって、安全に飲料水として使用することが出来ます。診療所に運ばれた水道水は、診療所内に設置してある給水管経路によって歯科用ユニットに運ばれてきます。常に水が循環しているか、または排泄されていれば、水道水の一般細菌は100個以下/mlに安定しますが、水道水も放置しておくと残量塩素濃度が低下して細菌が繁殖します。しかし、歯科ユニットを使用しない間は、内部の給水経路に水道水が滞留することになり、この間に一般細菌が繁殖を始めます。通常歯科診療所の給水管は、ウレタン樹脂性チューブのものが多く使用されています。このチューブは細菌の付着に対する抵抗性が弱いために徐々にチューブ内部に細菌が付着して層を成してバイオフィルムを形成します。一旦バイオフィルムが形成されるとチューブ内の洗浄は不可能なために、歯科ユニットには規定外の一般細菌が供給されることになります。当然、患者様のうがいする水や治療水には多くの一般細菌が含まれてしまいます。また、チューブの材質も劣化し内部は変化を生じることになります。